携帯3大キャリアの財務比較!docomo, KDDI, softbank

投資

こんにちは。

サラリーマン投資家すずです♠

このブログでは、普通のサラリーマンが資産1億円を目標に、投資を行う軌跡を綴っていきます。

 

今回は今話題の携帯3大キャリアの財務状態について、比較してみたので参考にしてください。

 

記事執筆中の12/3はdocomoが新しい料金プランについての

会見を行っていました。

 

 

目次

貸借対照表

それぞれの資産、負債、純資産をグラフに表してみました。

数値は2021年度3月期第2四半期決算短信からとってきました。

まずは資産を見てみましょう。

KDDI、docomoは有形固定資産が多く、softbankは若干少ないですね。

電波塔など通信インフラを整備するために、有形固定資産の割合が高くなるのですかね。

 

あと特徴的なのは”のれん”ですかね。

softbank、KDDIにはのれんがそれぞれ計上されていますね。

のれん:企業が買収を行ったときに、買収金額が買収された企業の純資産を上回った金額

つまり、買収を積極的に行っている企業か否か、ということを表しているんですね。

KDDI、softbankはdocomoと比較すると買収に積極的であることがわかります。

格安SIMの企業の買収などが計上されているのでしょうね。

 

次に、負債について見てみます。

docomoは借入金、社債の割合がとても低く、softbankは多い、KDDIはその中間といったところでしょうか。

docomoは安定的な経営、softbankは積極的な投資による成長を見込んだ経営方針といえるでしょうか、

docomoは自己資本比率が72%もあるんですね!!

 

損益計算書

次は損益計算書を見てみましょう。(2020年度3月期決算短信より)

グラフ化するとこんな感じです。

一覧で見てみると比較しやすいですね。

売上高はKDDI、softbank、docomoの順番で、営業利益も同じ順番です。

営業利益率は全て20%超で、とても利益体質が優れていますね。

菅総理からは、「通信というインフラであるのに、利益率が高い!

携帯料金を下げなさい。」と言われています、、

投資家目線で大事なのが、EPSです。

 

EPSはKDDIが276円、docomoが180円、softbankが99円となっています。

EPSがこれまでと比べてどうなったのか、

ということも併せて見ておくといいと思いますよ♪

 

EPSはEPS(円) = 当期純利益 ÷ 発行済株式総数で計算できます。
1株当たりの純利益のことです。
企業の成長度や収益性などを見ることができます。

キャッシュフロー

キャッシュフローも大事なので見ておきましょう。
キャッシュフロー(cash flow、現金流量)とは現金の流れを意味し、主に企業活動や財務活動によって実際に得られた収入から、外部への支出を差し引いて手元に残る資金の流れのことをいう。

借金を返済するときに現金が手元にないと、

黒字なのに倒産、ということもあるんです!!

KDDIのキャッシュフローです。
営業活動で得られた現金で投資、借入の返済を行っていますね。
“健全型”という形です。
次はdocomoです。
KDDIと同じく”健全型”ですが、借入の返済に回すお金の方が投資よりも多いですね。
これもあって、貸借対照表で借り入れが少なかったんですかね。

最後はsoftbankです。

こちらも同じく”健全型”です。

softbankはdocomoとは逆で、投資に大きくお金を使っていますね。

まだまだ成長するという経営を目指しているようです。

 

キャッシュフローの型については、下記の「世界一楽しい決算書の読み方」を参考にさせていただいています。

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まとめ

今話題になっている携帯3大キャリアの財務状況を比較してみました。

利益率も高く、配当利回りもそこそこ良いので、長期目線での投資はありかと思います。

ただし、料金の面で、国と真っ向勝負をしているので、

少し落ち着いてから購入する方がいいかもしれないですよ。

こうやって財務状況を比較すると、それぞれの企業の状況や経営の意図が感じられて面白いですね。

不慣れながらいろいろな企業を見ていきたいと思いますので、一緒に勉強していきましょう!!

 

それでは今日はこの辺で。

サラリーマン投資家すずでした♠

 

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